砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:平和と日々の働き

2026年8月15日(土曜)

【今日の心がけ】日常に感謝し誠実に働きましょう

砂川昇建の思うところ

8月15日は、日本では「終戦記念日」として広く知られています。ただし、法律上の名称は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。この日は、1945年(昭和20年)8月15日に昭和天皇が玉音放送で国民に終戦を知らせた日です。終戦に至る経緯は、戦局の悪化(サイパン島陥落により、本土空襲が現実となる。)本土空襲(1945年3月10日の東京大空襲では、一夜で約10万人が亡くなったとされています)沖縄戦(1945年4~6月、日本国内最大の地上戦が行われました。軍民合わせて20万人以上が犠牲になったとされます。原子爆弾の投下(8月6日に広島、8月9日に長崎へ原子爆弾が投下されました。ソ連の参戦(8月8日、日ソ中立条約を破棄したソ連が日本に宣戦布告し、満州へ侵攻しました。ポツダム宣言受諾(8月14日に受諾を決定し、15日に国民へ公表)歴史学者の間では、「原爆が決定打だった」という見方と、「ソ連参戦の衝撃が決定的だった」という見方があり、現在では両方が重なって終戦に至ったと考える研究者が多くいます。一方、中国は、9月3日を「中国人民抗日戦争勝利記念日」としています。軍事パレードが行われることもあります。日本は、戦争に負けたから平和になれたのでしょうか?敗戦直後の日本では、食糧不足、焼け野原、住宅不足、引き揚げ者や戦争孤児の問題、多くの家族が戦争で家族を失った悲しみ、など、非常に厳しい状況が続きました。現在の平和や豊かさは、「敗戦」という出来事だけで得られたのではなく、その後の何十年にもわたる復興と努力の積み重ねによって築かれたものです。この話は「自分をアップデートする」という話と、このテーマはどこか通じているように思います。 昭和の人々は、焼け野原から「何もない状態」を出発点に、努力によって社会を築きました。その経験が、「物を手に入れる喜び」や「平和のありがたさ」を強く意識させたのでしょう。一方、現代は物質的には豊かです。しかし、その豊かさが当たり前になると、「平和も当たり前」「安全も当たり前」と感じやすくなります。だからこそ、8月15日は「勝ったか負けたか」を振り返る日というよりも、戦争によって失われた命と、その後の平和を築いてきた人々の努力を思い起こし、平和は決して当然ではないと考える日として、大きな意味を持っているのではないでしょうか。

著者 砂川昇建

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