《職場の教養に学ぶ》
お題:千里の道も一歩から
2026年1月14日(水曜)
【今日の心がけ】小さな積み重ねを大切にしましょう
砂川昇建の思うところ
「千里の道も一歩から」の、原典は中国思想(老子系)にあり、意味は単なる「小さな一歩が大事」ではありません。よくある理解として、大きな目標も、小さな行動の積み重ねで達成できる、一歩踏み出す勇気が大切、これは行動論としては正しいですが、浅いと思います。「千歩は一歩の積み重ね」は半分正しく、半分足りないと思います。「千歩は一歩の積み重ね」は事実ですが、重要なのは数ではありません。千歩歩いても、同じ場所をぐるぐる回っていれば意味がない。ただ消耗しているだけの努力も存在する。ただの移動では意味がない。この格言を私なりにアレンジすると「千歩万歩も歩くばかりじゃ能がない」と表現できます。行動それ自体は価値ではない。行動によって、何が変わったか?が価値、歩数ではなく、視野が広がったか、判断基準が変わったか、責任の取り方が変わったか、が重要です。この格言の本質は、千歩歩いて、自分は何者に変わったのか、知識を得ただけなら、誰でも同じ、しかし、判断が変わった人は、別の世界に行きます。千里の道の価値は、距離ではなく、人格の更新量です。「千里の道を歩く事」は「努力信仰」ですが、その努力の中に「気づき(悟り)」「自分自身の変化」を見つける事が大切だと思います。
著者 砂川昇建




