《職場の教養に学ぶ》
お題:ヤドカリに学ぶ
2025年7月22日(火曜)
【今日の心がけ】さらなる成長を目指しましょう
砂川昇建の思うところ
ヤドカリは「甲殻類」で、エビやカニと同じ「十脚目」に属するそうです。ただし、いわゆる「カニ」とは分類が異なり、「異尾下目」というグループに入るそうです。おなか(腹部)がやわらかく、貝殻に入って身を守ります。多くの種類は海辺や干潟にすみますが、陸生の種類(オカヤドカリなど)もいます。脚は10本ありますが、前の2本はハサミ、残りは歩行に使います。意外に思われるかもしれませんが、「タラバガニ」は見た目は完全にカニに見えても、分類上はヤドカリの仲間です。 タラバガニも「異尾下目」に属しており、ヤドカリに近いグループです。 ただし、タラバガニは貝殻には入りませんし、腹部もある程度硬くなっています。食用として「カニ」として扱われていますが、生物学的には「ヤドカリ寄り」です。弊社の、保養所は海から1Kmほど離れていますが、プールにヤドカリがいる事があります。海から 1kmも離れた保養所のプールにヤドカリが現れるのは、非常に興味深い現象でがすが、ヤドカリは1Km移動する事も出来るそうです。夜間や湿度が高い日に、エサや水を探して移動してきたのでしょう。人間で比較すると数百Kmの距離です。ヤドカリは嗅覚(におい)と触覚が発達しています。 水のにおいや湿気を感じて、方向を判断することができる可能性があります。人間は、楽して生きる事ばかり考えていますが、小さいな生き物でも必死に生きているのですね。
著者 砂川昇建




