《職場の教養に学ぶ》
お題:江戸切子の日
2025年7月5日(土曜)
【今日の心がけ】物の歴史を知りましょう
砂川昇建の思うところ
江戸切子の制作では、ガラスに繊細な模様を削るために、「専用の研磨機」や「砥石(といし)」「回転グラインダー」が使われるそうです。鉄砥石(かなといし)→荒削り。石砥石(いしといし)→細工削り。木盤+研磨剤→仕上げ研磨(光沢出し)の工程で施工するようです。研磨中にガラスが熱で割れないよう、水を注ぎながら作業します。→回転砥石に水を流しつつ、滑らかに削る仕組みです。手の力加減、角度や速度の調整、音や振動による感覚的な判断、といった「長年の経験と勘」を駆使して、美しい仕上がりを実現しています。最近では、一部の工程でレーザー刻印やCNC(コンピュータ制御)切削機を併用する工房もありますが、伝統的な「手仕事による切子」が本物とされ、高く評価されているそうです。江戸〇〇という表現は、石原慎太郎が好きでしたよね。地下鉄「大江戸線」も、本来は「都営十二号線」と言う名前でした。
著者 砂川昇建




