《職場の教養に学ぶ》
お題:人生の波に乗る
2026年7月20日(月曜)
【今日の心がけ】流れに身を委ねて進みましょう
砂川昇建の思うところ
地球は約46億年前、岩石がドロドロに溶けた火の玉でした。その頃は海はありません。やがて火山活動によって、水蒸気、二酸化炭素、窒素、 などが大量に噴き出しました。地球が冷えると、水蒸気が何百万年も雨として降り続けました。その雨が低い場所にたまり、海になりました。 さらに、水を多く含んだ小惑星や彗星が地球に衝突し、水を運んできた可能性もあると考えられています。海水は何故しょっぱいのでしょうか?これは長い時間をかけて岩が溶けたからです。雨には少しだけ酸が含まれています。その雨が山や岩を少しずつ溶かします。すると、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、などの成分が川に流れ込みます。川はそれを海へ運びます。海水は蒸発すると水だけが空へ戻ります。塩(ミネラル)は海に残ります。これを40億年近く繰り返したため、海は塩分約3.5%になり、しょっぱくなったそうです。そして、約27〜30億年前、シアノバクテリアが現れました。彼らは植物と同じように、太陽の光、水、二酸化炭素、から栄養を作る光合成を始めました。すると、今までほとんど存在しなかった、酸素を大量に放出し始めたのです。この出来事を「大酸化イベント」と呼ぶそうです。現在では酸素は命に必要ですが、当時の生物には、猛毒でした。酸素は非常に反応しやすく、細胞を壊してしまいます。そのため、多くの嫌気性生物(酸素を嫌う生物)は絶滅したり、酸素の少ない場所へ追いやられたりしました。ある大きな細胞が、酸素を利用できる細菌を取り込みました。普通なら消化されるはずでした。ところが、消化されずに一緒に暮らすようになりました。これを、細胞内共生説というそうです。その細菌が進化して、ミトコンドリアになりました。このように、海は生命体にとって重要な役割を果たしてきました。これは奇跡的なできごとです。
著者 砂川昇建




