砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:自分の家の芝生は何色か

2025年5月24日(土曜)

【今日の心がけ】身近なものに関心を寄せましょう

砂川昇建の思うところ

「隣の芝生は青く見える」の話です。かっぱ橋道具街で包丁を買う観光客が大勢いるそうです。機内には持ち込まないでほしいですね。多角化で失敗した企業は、シャープ(テレビ、白物家電、太陽電池、スマホと多数の分野に手を出す。→過剰投資と商品開発の分散で収益悪化。台湾の鴻海に買収される。)コダック(ィルムカメラで世界シェアNo.1だったが、医療機器や化粧品など多角化。→デジタルシフトの波に乗り遅れ、破綻。)ソニー(家電、映画、音楽、ゲーム、金融と多方面に展開。→分散化により経営効率が低下、一時は深刻な業績不振に。)一方、本業に専念して成功した企業は、任天堂(一貫して「娯楽」「ゲーム」の分野に集中。ハード・ソフトの両面で強みを追求。 Dyson(掃除機・空気清浄機など「吸引・空気流制御」の技術に集中。→高付加価値・高価格帯でも世界中に愛用者を拡大。)一方、多角化で成功した企業は少ないようですが、注目すべき企業として「富士フィルム」があります。世界2位のフィルムメーカーでしたが、医療、化粧品、バイオ、電子材料などへ進出し9割の売り上げを占めていた「フィルム」から脱皮する事に成功しました。実は、起死回生ではなく、フィルムが売れていた時代から未来を見越して準備していたという点が非常に戦略的であり、だからこそ「起死回生」というより「先手を打った多角化」と評価されているそうです。結論から言うと「隣の芝生」に手を出すこと自体が問題ではなく、自分の「土壌(強み)」を持ち込んで育てるなら、それは「成功する多角化」になりうると言う事です。

著者 砂川昇建

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