砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:共感力

2025年12月2日(火曜)

【今日の心がけ】相手の気持ちに寄り添いましょう

砂川昇建の思うところ

家族愛と職場での関係は、根本的な性質が違うため、まったく同じ姿勢で臨むと不整合やストレスが生まれます。それぞれの「空間のルール」を理解して振る舞いを調整することで、より健全で楽な人間関係が築けます。親子関係は「無条件のつながり」が前提です。存在そのものが受け入れられる。弱さを見せても許される。感情がそのまま外に出やすい 。長期的で切れない関係。このため家族では、安心感、情緒的な支え、相互の献身、といった要素が自然に求められます。一方、職場は成果・役割・責任を軸にした空間です。契約にもとづく関係。目標やタスクが中心。感情より合理性が優先。関係は可変(異動・退職で切れる)。ただし冷たい関係であれば良いわけではありません。現代の職場では、協働のための「共感」。相互理解。心理的安全性。が成果にも影響を与えるため重要視されます。異なる空間での適切な振る舞いとは何でしょうか?家族においては、素の自分を見せ、弱さも共有することが大事。感情表現をため込まない。相手の心の動きを優先し、寄り添う。失敗や問題を一緒に乗り越える姿勢。→「あなたがあなたでいていい」空間を互いに守る。一方、職場においては、感情のすべてではなく、目的に沿った共感を使うことが大事。感情を乱さない、家族のように素の怒りや悲しみをぶつけるのは不適切、落ち着いたコミュニケーションを心がける 、理解を示しつつ、合理性を保つ、その気持ちはわかります、しかし判断は役割と責任に基づいて行う。尊重はすれど依存はしない、相手の人格を尊重、しかし家族のような過度な介入や情緒的つながりは求めない 、境界線(バウンダリー)を明確に持つ、時間・責任範囲・仕事とプライベートの線引きを意識する、必要以上に関係を濃くしない。どちらも「人間関係」だが、使うモードが違う。家族には無条件の愛による安心が、職場には共感と境界線による協働が求められます。この二つを混同すると、職場に家庭的な甘えを持ち込んで摩擦が起きる。家族に職場的な冷たさを持ち込んで傷つける、といったずれが生じます。そこをわきまえて振舞いましょう。

著者 砂川昇建

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