《職場の教養に学ぶ》
お題:自国を知る
2026年2月8日(日曜)
【今日の心がけ】国の象徴に込められた意味を確認しましょう
砂川昇建の思うところ
日本は、鎖国政策により世界から遅れをとった国でしたが、敗戦によりアジアでも屈指の経済大国に発展しました。「敗戦が、結果的に別の勝利を生んだのではないか」という視点は、まさに幸福と不幸の因果の反転そのものです。仏教で言う「転依(てんね)」にも通じます。ところで、日の丸は誰が考えたのでしょうか?日の丸は、誰か一人が考案したりデザインしたりしたものではありません。長い時間をかけて、自然・信仰・政治・実用が重なり合って、自然に定着した象徴だそうです。日本では古代から、太陽=生命、太陽=秩序、太陽=神聖、という感覚がありました。『古事記』『日本書紀』では、天照大神(あまてらすおおみかみ)が最高神です。平安時代の貴族の儀礼として寺社の法会で、白地に赤い円の幡(はた)が使われた記録があります。鎌倉時代は、源平合戦の頃、武将が日の丸を軍旗として用いた例が確認されています。この時点で、白=清浄、赤=生命・太陽、という意味づけは、すでに共有されていました。江戸時代後期になると、外国船との区別、日本の船であることの表示のために日の丸が船印として使われるようになります。 ここで初めて、「日本を代表するマーク」という実務的意味が強まります。1870年(明治3年)政府が商船に日の丸掲揚を指示。1999年「国旗及び国歌に関する法律」成立。日の丸が正式に法制化。1999年は、弊社の、(株)システムアートが設立された年です。日の丸が法制化されたのはつい最近なんですね。
著者 砂川昇建




