砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:森林大国

2025年5月28日(水曜)

【今日の心がけ】自然を大切にしましょう

砂川昇建の思うところ

森林大国と呼ばれる日本ですが、花粉症の問題や、森林行政については問題も多いと思います。日本は「森林大国」と呼ばれながらも、戦後の植林政策とその後の放置、そして花粉症問題という形で深刻な課題を抱えています。第二次世界大戦後、日本は復興のために大量の木材を必要としており、戦中戦後の乱伐によって森林は荒廃。政府は「拡大造林政策」を推進し、主に、スギ(杉)やヒノキ(檜)などの針葉樹を大量に植林。成長が早く、木材として需要のある樹種としてスギ・ヒノキが選ばれた。しかし、1960年代末〜1980年代にかけて、安価な外国産木材の輸入自由化。国内木材が価格競争に負け、林業が採算割れに。伐採されずに放置される人工林が急増。間伐もされないため、森林は過密・暗黒化し、生物多様性や保水機能の低下も。放置されたスギが大量に花粉を飛ばすように(樹齢30年以降で花粉が急増)。林業従事者の減少、高齢化、後継者不足でますます放置されます。花粉症患者は日本国民の4割超とも言われ、社会的損失は年間数千億円にのぼる。伐採には補助金がつかず、植林や育林にばかり助成金が集中。花粉を減らす「無花粉スギ」などの研究は進むが、全体から見ればごく一部。製薬業界(抗アレルギー薬など)との利害関係を指摘する声もあるが、証拠は限定的。林業が持続可能となるには、伐採後の再植林や流通まで含めた支援が不可欠。各省庁の中でも収益性が悪い分野なので大臣もあまりやる気が出ないのかも知れません。自分の知名度や出世ばかりを考えず、改善する事にやりがいを感じる有能な政治家があらわれて欲しいですね。

著者 砂川昇建

未経験でも可能! 失敗しない働き方 貯蓄して働こう! ワンチーム型開発スタイル リアライズする会社 ベアフォスターホールディングス

過去の記事

過去記事カテゴリ一覧

みにプロ プログラマー 研修 砂川昇建 みにプロ 特別選考会 みにつくプログラミング 砂川昇建 みにプロ 無料体験セミナー 砂川昇建 みにプロ 失敗しない働き方 砂川昇建