《職場の教養に学ぶ》
お題:両親へのプレゼント
2025年5月12日(月曜)
【今日の心がけ】お世話になった人に思いを伝えましょう
砂川昇建の思うところ
現代社会は総中流時代となり豊かな生活が出来るようになりました。しかし、家族の絆と言う点ではみしろ希薄になっている気がします。中国の内陸部の「西安」と言うところに会社を作りました。貧しかったころの中国は出稼ぎが中心でしたが、必ず旧正月には田舎に帰ります。田舎は貧乏で、しかも、お店もそんなにありませんから、親や兄弟に服や靴や時計などを買って帰省するのです。むしろ、その為に出稼ぎで働いているのです。私の田舎も私が幼稚園くらいまではそんな感じでした。家族も、出稼ぎに出ている子供が帰ってくる事が、待ち遠しかったのでしょう。実家は、養豚業でしたから、子供が帰って来ると、豚を潰して近所にもふるまいます。豚にとっては災難ですね。介護問題、障害者、貧困、すべては家族で力をあわせて取り組んでいました。現代社会は、国が救済したり、お金で施設に入所させて解決します。家族の絆が希薄になるのも当然ですよね。
著者 砂川昇建




