砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:互助の精神

2025年7月17日(木曜)

【今日の心がけ】助け合いの気持ちを持ちましょう

砂川昇建の思うところ

互助精神(ごじょせいしん)とは、人々が互いに助け合い、支え合う心の在り方を指します。仏教においてこの精神は非常に重要な徳目です。道元禅師は、日本曹洞宗の開祖であり、その教えは『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』などに体系的に記されています。道元禅師は、互助精神を直接「互助」という言葉では説いていませんが、以下のような形で明確にそれを教えています。「自他一如(じたいちにょ)」の思想。自分と他人は本来分けられない存在である、という教え。他者への配慮・援助は自己を完成させる行為でもある。『正法眼蔵』「現成公案」の中で「山は山のためにあるのではなく、水のためにある」という表現があり、存在とは互いに依存し合うものであるという世界観が示されています。「行住坐臥(ぎょうじゅうざが)」における実践。僧堂(修行道場)ではすべての行動に他者への配慮が求められます。食事、掃除、坐禅など、あらゆる行動が「ともに行う」ことによって成り立つ。道元は『典座教訓』において、食事を作る僧(典座)がどれほど細やかに他者のために尽くすかを説いています。これこそがまさに互助精神の実践です。仏教における「縁起」とは、すべての存在は他の存在との関係は(縁)によって成り立っているという仏教の根本教義です。自分という存在は、親、自然、社会、食べ物など、あらゆる「縁」によって成り立っている。つまり、自分だけの力で「生きている」のではなく、無数の存在によって「生かされている」。新人は、基本的に「For me」です。自分の能力、自分がどう思われているのか、自分に優しい人、自分のミスを許してくれる人、など、すべてが「自分」に由来します。しかし、会社生活を長年続ける事で「For All」という精神が身に付きます。それは、自分に実力が付き、会社や社会の役に立つ存在になったからです。

著者 砂川昇建

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