砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:筆跡

2025年10月24日(金曜)

【今日の心がけ】自己向上に努めましょう

砂川昇建の思うところ

「上手な文字を書く」「きれいなゴルフスウィングをする」というのは、単なる筋力やテクニックではなく、「脳が動きをどのように理解し、体に伝えているか」という“脳と身体の協調”の結果です。ここでは、脳と体の関係を、わかりやすく4つのステップで説明しますね。動作を起こす前に、脳の中では「どう動くか」という設計図が作られます。たとえば、ゴルフスウィングをする前には、脳がクラブの軌道 手や肩の回転角度、タイミング、を無意識にシミュレーションしています。この段階で「完成形(理想の動き)」がイメージできていないと、体はどこに向かって動けばいいか分からないのです。だから、「イメージできること」がすでに動作成功の第一歩です。運動野は、脳の“指令塔”です。設計図に基づいて、「腕を上げろ」「手を返せ」「腰を回せ」という指令を神経を通じて筋肉に送ります。ただし、ここで重要なのは、脳は個々の筋肉を意識的に動かしているわけではないということです。脳は「動き全体の目的(ボールを打つ、文字を書く)」を意識して命令を出しており、筋肉たちは“協調的に”反応します。小脳と感覚野 体が動くと、筋肉・関節・皮膚・目・耳などから“感覚情報”が脳に返ってきます。たとえばゴルフでは、クラブの重み、手のひらの圧力、バランスのズレ、などがリアルタイムでフィードバックされ、脳(特に小脳)が「もう少しこう動け」と微調整します。この「感覚の修正ループ」があるから、練習すればどんどん動きが滑らかになります。つまり、小脳は“無意識のコーチ”です。大脳基底核の役割です。練習を重ねると、脳は「考えなくてもできるように」回路を再構築します。これを運動の自動化と呼びます。文字をスムーズに書けるのも、ゴルフスウィングが自然にできるのも、この段階です。ここまで来ると、意識で「手をこうしよう」と考えるよりも、「イメージを感じる」だけの方が正確に動けます。つまり、意識が消えるほど、脳と体は一体化しているのです。「きれいなスウィング」や「上手な文字」は、筋肉ではなく脳が作り出している。

著者 砂川昇建

未経験でも可能! 失敗しない働き方 貯蓄して働こう! ワンチーム型開発スタイル リアライズする会社 ベアフォスターホールディングス

過去の記事

過去記事カテゴリ一覧

みにプロ プログラマー 研修 砂川昇建 みにプロ 特別選考会 みにつくプログラミング 砂川昇建 みにプロ 無料体験セミナー 砂川昇建 みにプロ 失敗しない働き方 砂川昇建