《職場の教養に学ぶ》
お題:過去の記憶
2026年5月29日(金曜)
【今日の心がけ】思い込みをなくしましょう
砂川昇建の思うところ
人間は「現実をそのまま見ている」よりも、脳が作った解釈や予測を見ている部分がかなり大きいです。そのため、第一印象や思い込みで「向いてない」「好きじゃない」も、意外と変化します。「得意でない事は好きではない。でも続けて上手になると好きになる」からです。これは心理学でもかなりよく知られている現象です。又、初対面の人と接する時、人間の脳は、ものすごい速度で相手や物事を判断します。これは生存本能に近く、危険か安全か、味方か敵か、自分に利益があるか、を瞬時に判断する必要があったからです。そのため脳は、「少ない情報から、すぐ結論を作る」クセがあるそうです。人間は一度作った認識を守ろうとします。これは「確証バイアス」と呼ばれます。つまり、「自分の考えを支持する情報ばかり集めてしまう」現象です。例えば、「数学苦手」と思うと、間違えた問題ばかり記憶し解けた問題を軽視する、ということが起きます。ですが、練習したり勉強を続ける事で、得意になり好きになったりします。これは、仏教的には「無我」に少し通じます。「固定された絶対の自分はない」という考えです。変化できるようにコツコツ努力して行きましょう。
著者 砂川昇建




