《職場の教養に学ぶ》
お題:建国記念日の日
2026年2月11日(水曜)
【今日の心がけ】国の歩みを知り志を新たにしましょう
砂川昇建の思うところ
建国記念の日(2月11日)は、「日本という国が始まったとされる日をしのび、国を大切に思う心を養う日」として定められた国民の祝日です。神話に基づく起源「古事記」「日本書紀」によると神武天皇 が紀元前660年2月11日に即位した、という神話が由来この日を「日本の始まり」と象徴的に位置づけています。歴史的事実というより「神話・象徴」「日本という共同体の成立を祝う日」戦後、「建国記念日」ではなく、「の」が入った「建国記念の日」になったのは、史実と断定しないための配慮、つまり、日本人としてのアイデンティティを考える日という意味合いが強い祝日です。一方、沖縄は日本本土とはかなり異なる歴史を歩んできました。古代〜中世、もともと 沖縄には独自の海洋文化交易文化が存在し、日本本土・中国・東南アジアと交流。琉球王国の成立→15世紀初頭、尚巴志 が三山を統一、琉球王国 が成立(1429年)中国(明・清)への朝貢国として栄える。日本というより 「独立国家」 に近い存在。日本との関係は、1609年、薩摩藩が侵攻、表向きは独立。実質的には薩摩の支配下。1879年、明治政府が琉球処分。琉球王国が廃止。沖縄県となる。そのため沖縄では、建国記念の日に距離を感じる人もいる。「日本に組み込まれた歴史」を強く意識する人もいる これは、沖縄が「日本の一部ではない」という意味ではなく、成り立ちが異なる複数の歴史が、日本の中に共存しているということです。
著者 砂川昇建




