砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:地名を読み解く

2025年12月14日(日曜)

【今日の心がけ】先人の歩みを知りましょう

砂川昇建の思うところ

地名の由来の話です。私が生まれた石垣市登野城の由来を調べて見ました。語源は「殿城(とのぐすく)」琉球・八重山では、集落を治める按司・首長の居館を 「グスク(城)」 と呼びました。その中でも首長の居城を 「殿の城(とのぐすく)」 と呼んでいたものが、音が変化し、とのぐすく → とのしろ(殿城) → 登野城(当て字)として地名になったと考えられています。文字の変遷→殿城(とのしろ) は本来の意味を持つ表記。近代以降、地名として表記が整理される過程で「登野城」 という当て字が固定化。現在の行政区画は「登野城」だが、歴史的には「殿城」と書かれることが多い。八重山地方には王府時代からの 按司(あじ)や按司系の指導者の館跡 が各地にあり、「○○城」、「○○グスク」と呼ばれる場所が多くあります。登野城地区もその一つで、古くから政治・祭祀の中心地だった ことが地名に反映されていると考えられます。新興住宅地は、不動産の人気を考えて命名する場所も有ります。これは不動産業界で昔から行われている 「ブランド地名(開発地名)」 と呼ばれる手法で、実際の歴史的地名ではなく 新興住宅地の価値を高めるために“縁起の良い名前”を付ける というものです。ポジティブな印象を与える地名は「住みたい」→「人気が出る」→「地価が上がる」という流れを生みます。「希望が丘」「光が丘」などは行政地名として残っている場所もありますが、一方で 不動産広告だけで使われ、公的地名には採用されないまま の例も多くあります。

著者 砂川昇建

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