《職場の教養に学ぶ》
お題:言葉の原動力
2026年1月10日(土曜)
【今日の心がけ】思いを言葉で表現しましょう
砂川昇建の思うところ
想いを書き出しましょう、と言う話です。数千年前の「ソクラテス」 「Willing is not enough,We must do(やるきだけでは足りない。行動せよ)」と言っています。仏教にも同じような格言はあるのでしょうか?「仏道は行ずるに在り」(悟りは、考えることではなく“行うこと”の中にある)。新年に目標を立てて挫折する人へ仏教とソクラテスの神髄から考えましょう。「大きな志」は捨てていい。仏教では、一念三千(いちねんさんぜん)、一瞬の行動が、世界を変える、と考えます。「毎日1時間」ではなく、「今日は3分だけやる」、小さすぎる行動を“必ずやる”ことが徳であり修行です。意志に頼るのは慢心。仏教的に言えば、「今年こそ頑張る」「やる気が出たらやる」これは煩悩(ぼんのう)に全権委任している状態。正解は、やる気がなくても“自動的にやる仕組み”を作ること。「志は立てるものではない。今日の一歩で“証明する”ものだ」達成するための誓いではなく、今日やる最小行動を決めるための口実にしてください。
著者 砂川昇建




