《職場の教養に学ぶ》
お題:新旧を活かす働き方
2026年4月14日(火曜)
【今日の心がけ】視野を広げて判断しましょう
砂川昇建の思うところ
世阿弥の「守破離」は“自由にしていい順番”を厳しく定めた思想です。 「守」を飛ばして「破」に行く人間を、最も戒めています。世阿弥は何を嫌ったのか?まず前提として、世阿弥は単なる芸術家ではなく、「型(再現性)」を極めた経営者・教育者」でもありました。世阿弥の強い考えは、「型を守れない者に、型を破る資格はない」世阿弥は『風姿花伝』の中で 初心者は“我流”を最も警戒せよ、と繰り返し述べています。なぜか?少しできるようになる、自分のやり方を入れる、基本が崩れる 。結果がすべてが中途半端になる。世阿弥の言いたい事は、「変えたい衝動そのものが未熟の証」という事です。ビジネスシーンでも、少しばかり仕事を教えて覚えると、直ぐに、やりかたを変える人がいます。本人は、効率がいいからとか、直ぐにやり方を変えようとします。根底には、自分が楽したいからです。他の人が不便になったり困ったりしてもそんなことは考えません、つまり、自分からの視点だけで考え行動します。組織における、手順やルールは全員の為に出来上がったものです。人間は、数千年前から同じ行動をとる動物なんですね。守破離がそれを教えてくれます。
著者 砂川昇建




