砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:サルスベリ

2025年7月29日(火曜)

【今日の心がけ】時にはじっくり見つめてみましょう

砂川昇建の思うところ

サルスベリをじっくり観察した話です。「サルスベリ(猿滑)」の由来は、樹皮が非常に滑らかで、猿でも滑って登れないという意味からきています。実際には猿が登れないわけではありませんが、幹がツルツルしていることは確かです。サルスベリは中国南部からインド、東南アジアにかけての地域が原産です。日本には平安時代以前にはすでに渡来していたとされます。中国では古くから庭木として愛され、「栄華」や「長寿」の象徴とされることがあります。江戸時代には武士や大名の庭園にも好んで植えられ、その美しい花とユニークな幹が風情を添えました。ある植物研究者が、サルスベリを毎日定点観察していたところ、**「一見、ずっと同じように咲いているようで、実は毎日まったく違う花が咲いている」**という驚きの事実に気づきました。サルスベリの花は一日花。つまり、朝に咲いて夕方にはしおれ、落ちてしまう。しかし、枝の先端にはつぼみが次々と控えていて、その日の終わりにはしおれた花の代わりにまた別の花が咲く。そのため、ぱっと見では「何日も同じ花が咲いている」と思ってしまうけれど、実際には毎日新しい花に入れ替わっている。「百日間ずっと咲き続けている」ように見えるのは、毎日別の花が交代で咲き続けているから。サルスベリの花は蜜がとても豊富で、しかも長い期間咲き続けるため、ミツバチやチョウなどの訪花昆虫にとって“楽園”のような存在です。サルスベリには時折、アブラムシ(アリマキ)が群がることがあります。そして、それを目当てにアリもやってきます。アブラムシはサルスベリの汁を吸い、「甘露(かんろ)」という糖分を含んだ液体を分泌。アリはその甘露を餌として利用し、代わりにアブラムシを外敵から守るという共生関係が生まれます。 この関係は、まるで「アリがアブラムシを家畜のように飼っている」かのようにも見えます。

著者 砂川昇建

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