《職場の教養に学ぶ》
お題:公園での出来事
2026年5月16日(土曜)
【今日の心がけ】困っている人を助けましょう
砂川昇建の思うところ
自転車練習で転んで泣いてしまった子供の話です。年配の女性があやしてくれたようです。現代社会は、核家族化、地域共同体の希薄化、教育の変化、大人になるプロセスの不足、「親になる準備」の欠如、など、現代社会のいくつもの課題が重なっています。昔は、祖父母と同居、近所づきあい、年上の兄弟姉妹、地域で子どもを見る文化、があり、自然に「子育ての見本」を見て育てられました。今はそれが消え、多くの親が、「人生でほとんど子どもと接した経験がないまま親になる」状態です。だから未熟というより、学ぶ機会そのものが失われている、とも言えます。現代は、西洋文化の影響で、個人主義、効率重視、が強く、我慢して誰かを育てる」経験が減っています。一方、子育ては本来、忍耐 予測、感情制御、他者優先、が必要です。つまり、子育ては“人を大人にする修行”でもあった。昔の共同体社会では、その訓練が自然にありました。時代の変化や価値観の変化は変えられませんが、個人として出来る事は、子供を「管理対象」にしない事かも知れません。子供は泣きますから、それを「排除すべきノイズ」と見ると、親も苦しくなります。転んで泣くことも、成長の一部。重要なのは、「泣かせない」ではなく、「安心して泣ける」ことだったりします。子供を教育する事とは、実は、親自身の生き方が大切です。店員への態度、弱者への接し方、怒り方、謝り方、子供は親のすべてを見て学び模倣するのです。
著者 砂川昇建




