《職場の教養に学ぶ》
お題:笑顔
2025年8月8日(金曜)
【今日の心がけ】表情を意識しましょう
砂川昇建の思うところ
8月8日は、ゴロがいいので実に色々な記念日になっています。626年 李世民(太宗)が唐の第2代皇帝に即位した日という事で李世民について書きたいと思います。彼は中国史上、最も優れた皇帝の一人とされており、その治世は「貞観の治(じょうがんのち)」として有名です。李世民は、人材登用に力を入れ、魏徴(ぎちょう)や房玄齢(ぼうげんれい)など優秀な臣下を重用。民の声をよく聞き、諫言(かんげん)を受け入れる姿勢があった。税制や法制度を整備し、農民の生活を安定させた。周辺の遊牧民族(特に東突厥)を征服し、唐の勢力を広げた。中央アジアから朝鮮半島、日本に至るまで影響力を持つ「唐の国際時代」の礎を築いた。儒教を国家の基本としながらも、道教・仏教にも寛容。日本との関係は、犬上御田鍬(いぬがみ の みたすき)らが最初の遣唐使として唐に渡る。この時期の唐は世界最先端の国家であり、日本はその制度や文化を積極的に学んだ。歴史家の司馬光(『資治通鑑』の編者)や近代の中国学者たちも、「最良の統治者」としてしばしば名前を挙げます。
著者 砂川昇建




