《職場の教養に学ぶ》
お題:役不足
2026年8月12日(水曜)
【今日の心がけ】言葉の意味を調べる習慣を持ちましょう
砂川昇建の思うところ
実力が不足しているにもかかわらず自分の事を謙遜するつもりで「今度の役職は私には役不足だと思います」と言った話です。たしかに、本来の意味では「私にはこの役職は簡単すぎます。もっと難しい役でも務まります」という意味になります。例えば、次のような表現が自然です。 「私には荷が重いと思います。」「私には力不足だと思います。」「まだその役を務めるには実力不足だと思います。」「身に余る役職だと思います。」特に「力不足」は「能力が足りない」という意味なので、謙遜の表現として最も適切です。なぜ誤用が広まったのでしょうか?「役不足」は「役」と「不足」という字面から、「役に対して能力が不足している」と解釈されることが多く、現在ではその意味で使う人も少なくありません。しかし、辞書や放送・出版などでは、本来の意味(役目のほうが軽すぎる)で使うのが基本とされています。若い人たちは極端に語彙力が無いと感じます。「やばい」を多用している結果だと思います。個人的には「やばい」を多用する人が、家庭を持って子供を育てていく事が、私には「やばい」と感じます。
著者 砂川昇建




