《職場の教養に学ぶ》
お題：文字が書けるのは
2020年9月8日(火曜)
【今日の心がけ】読み書きができることに感謝しましょう
砂川昇建の思うところ
以前にも書きましたが、フランスの皇帝が二人の子供を人間と接触しない方法で育てると、本来の人間の能力がどのように発揮されるのか、実験したところ、二人とも「あー、うー」と野生動物のようなうめき声しか出せなかった。又、アメリカではジーニーという似たような野生児の話もあります。私たちは、両親の教育や真似をする事で言葉や文字を覚えるのです。それだけではありません。「フレデリック大王の実験とネグレクト」と言う話の中でこのような実験を行いました。フレデリック大王はあるとき修道士にマスクをさせて、赤ちゃんが目を見ても一切目を見てはいけない、笑いかけても笑ってはいけない、語りかけてもいけないと、ふれあいを一切しないで赤ちゃんを育てる実験をしたのです。そうしたら、実験が終わらない間に子どもはみんな死んでしまったのです。次は現在の社会で問題になっている虐待の一種のネグレクトです。赤ちゃんがだすサインを一切無視して育てると、子どもは身体も大きくならなければ発達も悪い発育不良になってしまいます。昨日もＷｅｂニュースで車内に子供を残して酒を飲んでいた奥さんの話が載っていました。子供たちは、熱中症で死んでしまったようです。私は子供の頃、よく母親に叩かれましたが、悪い事をすれば叩かれる事で世間を知る事ができたと思います。現代社会は、子育てに無関心で自分の快楽だけ追い求める大人が多い事に虚無感を感じますね。子供に十分な教育を施せるように私達自身が日々勉強しなければいけないと思います。
著者 砂川昇建
