《職場の教養に学ぶ》
お題:身近な道具
2025年12月21日(日曜)
【今日の心がけ】業務の意義を意識しましょう
砂川昇建の思うところ
人が風邪(ウイルス感染)で発熱する主な理由は 体が「治す力」を最大限発揮するための生理反応 です。「ウイルスを熱で殺す」ことも一部含まれますが、主目的は免疫反応の強化 です。ウイルスの多くは高温に弱いが、人体の発熱レベル(38〜40℃)では死滅しません。インフルエンザウイルスの例、56℃ → 約30分で不活化、70℃以上 → 数分で不活化、人間が40℃の高熱を出しても、ウイルスを直接「殺す」温度には到達しません。発熱の本当の目的は? 免疫細胞(白血球・リンパ球)の働きを強くする。体温が上がると貪食細胞(マクロファージなど)の働きが強くなる。抗体を作るスピードが上がる。ウイルス増殖がやや遅くなる。つまり、発熱は体が戦っている証拠 です。 ウイルスの増殖速度を落とす。ウイルスは高温に弱いので、体温が1〜2℃上がるだけで、増えるスピードは低下します。氷嚢で頭や額を冷やすのは逆効果?頭・額・脇の下・首の左右(大血管のある場所)。→ 体温の上昇による つらさ を和らげる目的。→ 解熱剤と同じく「ラクにする」ためのケア。やってはいけない冷やし方→体全体を冷やす。ブルブル震えるほど冷やす。→ 逆に体温を上げようとし、悪化する可能性。体温をはって病気かどうか判断する意味は?熱がある → 身体が感染と戦っているサイン。熱がない → 細菌系か、発熱を伴わない感染症の可能性。日頃から、運動をして健康管理に努めましょう?
著者 砂川昇建




